統合失調症を超えるとき

統合失調症の改善・克服のためのブログです。よろしくお願いします。

発症から病院に行くまでの経緯(その5) ー当時を振り返ってー

発症から病院に行くまでの経緯(その5)

その半年後、母は亡くなった。
余命より、3か月近く長く生きた。

死には立ち会ったが、

死の瞬間は、
あまりにあっさりしていた。

亡くなった瞬間というのが、なんとなくわかって、

なんかこう、
身体から

なにかがすっと、なくなる、

そんな感じがしていた。

魂、

そういうものなのかもしれない。

不思議とすんなり受け容れられた。


そのような体験から、母がなくなる瞬間を見て、

人が死ぬ、

って別にわるいことじゃないんだな、

そういうようにも感じた。

これは自分の母に限った感情なのかもしれないが、

死を肯定し、尊厳できたようにも思う。

ー当時を振り返ってー

この文章は基本的に、
当事者に向けて、
というよりは、

当事者以外の方に向けて、
書きました。

統合失調症がどんな感じなのか、
理解してもらいたい、

統合失調症のリアル、どんな苦しみがあるのか、
を理解してもらいたい、

そういうつもりで書きました。


当時を振り返ってみると、

やはり相当の無理をしていたように思います。

幻聴に対し、

とにかく
対抗して、ランニングをしたりして、

精神的には凄まじいことになっていました。

無意識的に全力でランニングし続けて、

意識を飛ばして、幻聴を防いでいたのだと思います。

日々の生活も忙しく、分刻みのスケジュールを組んでいたのを思い出します。


結果的にはとにかく無茶をした一年になりました。


ですが、
こういう経験は後々役に立つと感じてます。

あの時はあれだけ頑張っていたな、

その自負がその後の自分を支えてくれる、

そういうことが多々ありました。
ですので、自分にとっては良い経験であります。



周りの方々にも迷惑をかけましたね。
いろんな方にご迷惑をおかけしました。

本当に申し訳なかったです。

ですが、
自分でもどうすることもできなく、

限界の中、ただただ日々を生き続けた、

そんな状況でした。


この一件で疎遠になった友達もいますし、
家族も自分に対する見方が変わりました。

いまは家族とはまずまずの関係を築けていますが、

やはり
「頭がおかしい」
「サボっている」
などと言われ、偏見の目はぬぐいきれなかったです。

ですが、
やはり家族ということもあり、
誤解を解くことで、
だんだんと見方も変わってきました。


私の家に限らず、
そういう家庭も多々あるかと思います。

そういう方の家族の方にも読んでもらいたい、
そう思っています。

そして、
最後に、
当時の自分に、

「よく頑張ったね、ありがとう」

と言いたいと思います。